大谷「骨に異常なし」も…打者専念で待ち受ける“死球禍”

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 エンゼルス・大谷翔平(24)は最悪の事態を免れた。

 20日(日本時間21日)のツインズ戦で右手薬指に死球を受けたが、試合後にX線検査を受けた結果、骨に異常なし。オースマス監督は「いいニュース。早いうちに戻れるだろう」と軽症を強調した。

 患部の状態次第では今後、投手としてのリハビリは大幅に遅れかねないものの、それ以上に打者としての先行きは不安だ。

 大谷は7日のタイガース戦で打者として復帰してから、ここまでDHとして12試合に出場し、48打数12安打の打率2割5分、2本塁打、8打点、6四球。マイナー戦に出場せず、実戦感覚が乏しいことも考えれば、まずまずの内容だが、三振の多さ(17個)は際立っている。

 ここまで、フィリーズ・ハーパー、レンジャーズ・ギャロの63個がメジャーワースト。ハーパーは3・3打席に1回、ギャロは2・8打席に1回の頻度で三振。大谷は55打席で17三振だから、3・2打席に1度の割合でスコアブックに「K」の文字が書き込まれている。

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