大谷4試合ぶり9号で勝利に貢献 アップトン復帰も追い風に
今季、相手バッテリーは2番トラウトを申告敬遠で歩かせ、大谷との勝負を選択するケースが少なくない。昨季は投打の二刀流で新人王を獲得したとはいえ、右肘手術から復帰して本調子ではないと判断したとみられる。
しかし、ここに来て、大谷は左中間への長打が増えており、昨季の好調時の打撃に戻りつつある。13日のレイズ戦では日本人メジャーリーガー初のサイクル安打を達成するなど、相手バッテリーには、トラウト同様、気が抜けない存在になってきた。
大谷の後には今季12本塁打と復調したプホルス、アップトンと続き、左足首捻挫で離脱しているシモンズ(昨季2割9分2厘、11本塁打、75打点)が近日中にも復帰する見込み。一発のある強打者が並ぶだけに、大谷へのマークが薄れる可能性もある。