南米選手権で評価上昇 ジーコが称えた日本代表3人の今後
南米選手権(コパ・アメリカ)は、惜しくもグループリーグ敗退に終わった日本代表。それでも「評価アップ」の選手は少なくない。
大会前にスペインの名門レアル・マドリード移籍が発表されたMF久保建英(18)は、攻撃の主軸として堂々としたプレーを展開。レアルの<選手を見る目>の確かさを証明した。
久保以外にも、ベルギーの20歳DF冨安健洋(シントトロイデン=STVV)が欧州での評価をアップさせた。コパの開幕前からイタリア・セリエA移籍が噂されていたが、26日に現地イタリアで「(中堅クラブの)ボローニャとの移籍が8億円で合意に達した」と大手メディアなどが報じた。
「セリエA8連覇中のユベントスも徹底調査したと言われており、冨安はイタリアの水が合えばボローニャからユベントスに引き抜かれる可能性もある」(サッカー記者)
ウルグアイ戦の2ゴールで一気に知名度を上げた右MF三好康児(22=横浜M)。次のエクアドル戦では警戒されて無得点に終わったのはマイナス査定となったが、スピードとアジリティーを兼ね備え、ゴールを奪えるサイドアタッカーというのは、どのクラブも重要補強ポイント。ドイツの複数クラブの名前が移籍先として挙がっている。