チリ戦に先発も不発0-4惨敗…久保建英を待つ“イバラの道”

公開日: 更新日:

 日本代表の森保監督は、日本時間18日午前8時キックオフの南米選手権初戦・チリ戦にスペインの名門レアル・マドリード移籍が決まっている18歳MF久保建英を先発で起用した。18歳13日は日本人最年少のA代表公式大会出場。金田喜稔の最年少ゴール記録(19歳119日)の更新が期待された。

 攻撃的右サイドからトップ下を受け持った久保は前半12分、巧みなフェイントでスタンドを沸かせた。相手ゴールに背を向けた状態でボールを受ける際、相手アンカーのMFプルガルがマークにつく瞬間を見計らい、フェイントを織り交ぜながら体を入れ替え、プルガルを置き去りにして相手陣地をドリブル突破。最後のラストパスは、FW上田がタイミングを合わせ損なったが、レアルが高く評価するアジリティー(俊敏性)をいかんなく発揮した場面だった。

 リードを2点に広げられた後半20分、久保が初シュートを放った。左サイドでパスを受けてペナルティーエリア内にドリブルで侵入。MFビダル、MFメデルをヒラリとかわし、利き足の左足を強振した。しかしボールは左サイドネット外。ポーカーフェースが身上の久保にしては珍しく、両手でピッチの芝を叩いて悔しがった。結局、久保が放ったシュートはこの1本だけ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット