後任は監督未経験 J1磐田・名波監督「電撃辞任」のウラ側
J1磐田の名波浩監督(46)が6月30日の川崎戦に敗戦後、成績不振を理由に辞任した。
司令塔としてリーグ優勝3回。そんなレジェンドが14年9月、当時J2であえいでいた古巣の指揮官に就任。翌15年にJ昇格を決め、17年にはJ1で6位に食い込んだ。
しかし、18年は16位に低迷。東京Vとのプレーオフ戦を制して何とか残留したが、戦力の上積みもない状況で19年シーズンを迎え、開幕から低空飛行。J16節(6月22日)のC大阪戦を0―2で落とすと公式HPに「サポーターの皆さまを不安にさせて申し訳ない」という謝罪文を掲載した。
「この時点でクラブは名波監督体制に見切りをつけていた。それでもレジェンドに解任という形で引導を渡すわけにもいかず、あくまで<指揮官が自ら辞任を表明する>という形をとることになっていた。6月30日、ホームでの川崎戦に1―3で完敗したところで名波監督が、試合後の会見で自ら辞任という言葉を発した」(放送関係者)
川崎戦の後、名波監督はスタンドのサポーターと会話を交わすなど「珍しい動きを見せた」(前出の関係者)ことにクラブ関係者はビックリ仰天。