大船渡・佐々木朗希に「代理人」騒動 プロ球団は戦々恐々
ここでは、「代理人」という言葉が出てくるが、本紙が高野連に問い合わせると、竹中事務局長は「今まで高校生が(プロの)代理人をつけたという前例はないと思います」と、こう続けた。
「実際にアマ選手や高校から問い合わせがない限り、それを認めるかどうかの判断はできません。事が起きてみないとわからない、というのが正直なところです。代理人を禁止しているわけでもないですし、そうした決まり事は存在しません」
それなら仮に、代理人をつけたいという高校生が出てきたとき、高野連は認めるのか。
「あくまで仮定の話になるが、日本学生野球憲章に抵触するかしないかを検討することになります。同憲章は高校生だけでなく、大学生も適用されます。(高校、大学を統括する)日本学生野球協会に相談する必要もある。そこで抵触しないと判断されれば、認められることになるでしょう」
■メジャー移籍等の付帯契約
海の向こうのメジャーでは、50年以上も前からアマ選手の代理人交渉が認められており、代理人をつけるのが当たり前になっている。