八村塁も高校時代に参加 NBA“虎の穴”キャンプの中身とは

公開日: 更新日:

 米プロバスケットボール(NBA)と国際バスケットボール連盟(FIBA)は1日、有望な17歳以下の若手発掘を目的とする「バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(BWB)・アジア2019」を8月14日から都内で行うと発表した。

 このBWBは01年から両団体が共催し、30カ国、計60回のキャンプを実施しており、日本で行われるのは12年以来2度目。これまで参加した約3500人の選手のうち、68人がNBA入りを果たしている。今年6月のドラフトで日本人初の1巡目指名を受けたウィザーズ・八村塁(21)は、明成高時代の16年にカナダ・トロントでのキャンプに参加した。

 このBWBではNBAの現役選手、OBがコーチを務め、主に実戦形式の練習を中心に4日間にわたって行われる。練習メニューは細分化され、シュートやリバウンド、ブロックなどの基礎的な技術習得から、実際にNBAが取り入れているフォーメーションを確認するなど幅広い。

 キャンプ期間中は座学も組み込まれている。「ライフスキルセミナー」と題し、プロになるための心構え、チームワークの重要性を叩き込まれ、その時々の社会問題をテーマにしたディスカッションを行い、コミュニケーション能力の向上にも取り組んでいる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド