大坂なおみ世界女王に返り咲きも…試合はセリーナに完敗
大坂なおみ(21)が女王の座に復権である。
テニスのロジャーズ杯(カナダ・トロントなど)は9日(日本時間10日)、女子シングルス準々決勝を行い、世界ランキング3位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)が敗退。同1位のアシュリー・バーティ(豪州)が既に2回戦で敗れており、同2位の大坂が準々決勝に進出したため、ポイント数で上回ることになる。
これで、大坂は大会後、約2カ月ぶりに世界1位に返り咲くことになった。
女子を統括するWTAによると、プリスコバが1位に昇格するには、今大会での準決勝進出が最低条件だった。
その大坂は昨年の全米オープン決勝で下したセリーナ・ウィリアムズ(37=米国)を相手にストレート負け。元世界女王にリベンジを許し、4強入りを逃した。