4番の2発で巨人M9再点灯 岡本和真“年俸倍増”へ2つの条件

公開日: 更新日:

 10日現在、打率・264、本塁打は2年連続30発まであと2本となる28本(リーグ6位タイ)、82打点(同8位)。さるチーム関係者がこう言う。

「このままリーグ優勝すれば、オフの年俸更改で大幅にアップする選手は多いでしょう。ほとんどの試合で4番を張ってきた岡本もしかり。大幅昇給の目安は、昨年もクリアした30本塁打と例えば打点とか、何か1つタイトルが取れれば、巨人の4番として評価されるんですが……」

 残り15試合で何のタイトルが狙えるか。いずれもリーグトップを走るソトと8本差の本塁打より、10点差の打点の方が可能性がありそうだ。残り12試合のDeNAより3試合多いのは岡本にとって有利な条件ではある。今季の年俸は8000万円だ。

「30発と打点王を獲得できれば年俸は1億5000万円に届くのではないか」とは前出の関係者。打点王は大きな挑戦になるが、もしこの条件をクリアできるようなら、昇給と同時に「まずは巨人で結果を出して優勝することを考えながら、東京五輪はその後についてくる。選んでもらえたらありがたいという感じ」と日刊ゲンダイのインタビューで語っていた東京五輪の侍ジャパン入りも視野に入ってくる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド