ソフトBがひと役 巨人を脅かすDeNAの中南米コミュニティー

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 結束力は強い。

 6日、巨人が最下位ヤクルトに負け、今季ワーストタイとなる泥沼の6連敗。その巨人に2・5ゲーム差で2位につけているのがDeNAだ。

 優勝争いが混沌とする中、キーマンとなりそうなのがDeNAの「チーム中南米」だ。ソト(プエルトリコ出身)は35本塁打、90打点でいずれもリーグトップ。ロペス(ベネズエラ出身)は26本塁打、75打点で、主軸として打線を牽引。エスコバー(ベネズエラ出身)はリーグ最多66試合に登板して31ホールドをマークしている。

 助っ人と呼ばれる彼らは、シーズン終盤になると契約更新や年俸を意識して“やる気”を発揮するのが常。ロペスとエスコバーは単年契約だし、昨オフ、新たに2年契約を結んだソトにしても、彼らと一緒になってハッスルする理由がある。

 それが「中南米コミュニティー」。一役買っているのが、リーグを隔てた常勝球団ソフトバンクだ。

 ソフトバンクにも多くの中南米の選手が在籍。ミランダ、モイネロ、デスパイネ、グラシアルはいずれもキューバ出身。チームメート同士で散髪するほど、お互いを信頼し合っている。“美容師”はミランダ。散髪が得意で、「ミランダ・バーバー」と呼ばれている。

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