丸の活躍で味をしめ…原巨人の次なる標的は中日159km左腕

公開日: 更新日:

 21日に5年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人原辰徳監督(61)はナインの手で8度宙に舞い、「全ての固定観念を捨てて、どうやったら強くなるか。勝てるか。そのことに集中して秋からやってきた」と涙を流した。

■「育てる義務感ない」とキッパリ

 スポーツマスコミは「勝利のために実力至上主義を徹底した」と持ち上げたが、翌22日に放送されたNHKのインタビューでは、監督自らも「(選手を)育てるというような義務感などは全くないですよね」と堂々と言い放っていた。

 一番大きかったのはリーグ3連覇中の広島からFAで5年総額30億円超の大型契約で獲得した丸の存在だろう。打率は最近まで3割台をキープ。23日現在、27本塁打、89打点で主に3番打者としてチームを牽引した。原監督が「MVP」と褒めた坂本勇を覚醒させた相乗効果は絶大だった。

 球団ワーストタイの4年連続V逸を受け、昨オフに3度目の就任が決まり、真っ先に乗り出したのは大補強だった。丸と同じFAで西武から炭谷を獲得。この他にもマリナーズを退団した岩隈、オリックスを自由契約となった中島、新外国人として内野手のビヤヌエバ、クローザー候補としてクックを次々に獲得。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」