丸の活躍で味をしめ…原巨人の次なる標的は中日159km左腕

公開日: 更新日:

■同一リーグの好敵手を獲得し、ライバル球団を弱体化

 ロドリゲスの中日との契約は今季で切れる。巨人にとっては喉から手が出るほど欲しい左腕だが、メジャーも触手を伸ばしそうだと、中日のさるチーム関係者がこう言う。

「日本でプレーをする外国人選手の中では、ロドリゲスの人気が高いそうです。古巣フィリーズのスカウトが盛んに視察しています。強力巨人打線を力で牛耳れる。そんな投手、セではロドリゲスくらい。全力で残留交渉をしますが、どうなるか……」

 昨季同様、今季も救援投手に苦しんだ巨人にとっては、まさにうってつけの投手である。同一リーグの好敵手を獲得し、ライバル球団を弱体化させる――。「一石二鳥」は原監督の得意技で丸もそうだった。

「2年前に中日から条件のいい巨人に移籍したゲレーロの話はみんな知っている。他にも現クローザーでキューバ人のR・マルチネスや先発左腕のロメロにも巨人が目を光らせているという情報があります」(前出の関係者)と中日陣営は巨人の“総強奪”に警戒を強めている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」