巨人V祝賀会で原監督に賛辞なし…渡辺主筆にCSのトラウマ
と、ONを引き合いに出して、復帰したばかりの原監督の長期政権を約束。第2次原政権最終年となった2015年シーズン前の同会でも、
「原君も12年目。11年間で7回優勝して、3回日本一になっている。(今季が)最終年とか週刊誌に書いてあったけど、誰も今年で終わるとは言っていない。13年目、14年目にいくかもしらん。勝ち続けることを僕は信じている」
と、絶大な信頼を口にしていたものだ。
前回までの12年間の監督生活で原監督は7度のリーグ優勝を果たしている。
だが、そのうち07年と14年に2度、CSで敗退。3位以内を含め、CS進出を果たした9回のうち、日本シリーズに駒を進めたのは4度と短期決戦での勝率はそれほどよくない。
特にCS導入元年の07年に2位の落合中日に3連敗して足をすくわれた際、「落合の方が頭がいい」と激怒した渡辺主筆はCSにトラウマがある。それは原監督も同じだ。CSを前に気を引き締めざるを得ない。