“高給取り”八村に先輩が助言「金で勘違いする選手もいる」
日本人ルーキーが息を吹き返した。ワシントン・ウィザーズの八村塁(21)が20日(日本時間21日)、本拠地でのサンアントニオ・スパーズ戦に出場し、25分間プレー、15得点、7リバウンドをマーク。第3クオーターで上体をひねりながら放つ技ありのリバースショットを決めるなど、21得点を記録した14日のボストン・セルティックス戦以来、3試合ぶり、今季8度目の2ケタ得点で、4勝目に貢献した。
前回の対戦で名将として知られる相手のグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチ(70)から「(新人ながら)スキルが備わった素晴らしいアスリートだ」と絶賛された能力の高さを自ら証明した。
ここまでは順調なスタートを切った八村に、母校ゴンザガ大の先輩で、元日本代表(現3人制代表候補)のアイラ・ブラウン(37=Bリーグ・大阪エヴェッサ)も合格点を与えた。
20日、都内で3人制男子代表の合宿に参加したブラウンは「常に貪欲な姿勢で試合に臨んでいるのはうれしい。これから、もっとビッグになる可能性がある」としながら忠告も忘れなかった。