データで分析 松山英樹は2020年悲願のメジャーで勝てる?
2017年WGCブリヂストン招待を最後に優勝から遠ざかっている松山英樹(27)。今年こそ悲願のメジャーで勝てるのか? 米ツアー6勝目を挙げることができるのか?
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勝てない原因は2年前に左親指の付け根を痛めたことが大きい。いまだに違和感や痛みが多少あるようだが、フェードからドローへのスイング改造も最終段階に入って、調子を戻していることは間違いない。米ツアー本格参戦7年目を迎えて経験も豊富であり、いつ勝ってもおかしくない。
年間3勝を挙げた16―17年シーズンと、未勝利に終わった18―19年シーズンを比較すると、明らかに昨年のスタッツのほうがよくなっている。
ドライバー平均飛距離こそ、16―17年(303・3ヤード=ランク26位)、18―19年(303・0ヤード=同31位)とほとんど変わらない。
しかしフェアウエーキープ率は58・61%(121位)から61・28%(114位)と改善されており、パーオン率も69・01%(16位)から69・38%(20位)とわずかながら上がっている。