コロナ退院も批判やまず…虎藤浪にイメージ回復策はあるか
まだまだ窮地は続く。
7日、新型コロナウイルスに感染し入院していた阪神の藤浪晋太郎(25)が退院。
「多くの方々に多大なご迷惑とご心配をお掛けしたことを深く反省し、おわび申し上げます。今後はプレーでファンの皆さまの期待に応えることができるように、より一層野球に精進してまいります」と球団を通じてコメントした。
阪神は遠征先での外出制限を課してはいなかったものの、藤浪の「合コン」参加は社会人として自覚が欠けていただけでなく、プロ野球全体のイメージをも失墜させ、大きな汚点となった。それだけに、球団を通じての謝罪コメントひとつというのはもの足りない印象がぬぐえない。
国内も新型コロナウイルスの感染拡大の勢いは収まらず、プロ野球は開幕のめどが立っていない。今もメディアから批判の矢を浴びている藤浪は、プレーで名誉挽回とはいかない。ならば、どうすればイメージを回復できるのか。事件発生後のマネジメントに詳しい、危機管理・広報コンサルタントの大森朝日氏はこう言う。
「本来であればモラルに反した行動をとった場合、メディアを通じてファンや関係者に謝罪し、事実関係をしっかり説明する必要があります。今回はコロナのせいで従来通りの会見はできないでしょうから、謝罪動画を投稿するのがいいと思います。しかし、そうなればパーティーがどのようなものだったのかを説明しないといけませんから、藤浪選手にとって難しいところですね」