森会長の女性&タレント軽視発言 米紙は「辞任求める声も」

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 東京五輪パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が立て続けに無神経な暴言を吐き、国内外で批判が高まっている。

 3日、都内で開かれたJOC臨時評議員会で、スポーツ庁の主導により競技団体で女性理事の任用が進められていることに触れ、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。誰かが手を挙げるとみんな発言したがる」と露骨な女性蔑視発言をした。

 これに対し、海外メディアも呆れたような反応をしている。米紙ニューヨーク・タイムズは、発言を受け、ネット上で森の辞任を求める声が強まっていると紹介。「東京五輪の主催側は開催反対論やコストに加え新たな怒りに直面している」と報じた。

ロンブー田村淳は聖火ランナー辞退

 一方、これとは別の森の暴言を受け、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が3日、自身のユーチューブチャンネルで聖火ランナーを辞退したと発表した。

 田村は、森の「新型コロナウイルスがどういう形だろうと必ずやる」という発言を批判。さらに「(観客が集まらないように)有名人は田んぼを走ったらいいんじゃないか」との“タレント蔑視”発言を受け、「タレントは身を引くべきだと感じました」と辞退の理由を説明した。

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