巨人菅野が開幕内定 勝負は秋…日本一が先かガス欠が先か

公開日: 更新日:

 それはなぜか。高橋氏が続ける。

「長く巨人の先発陣を支えてきたスタミナは、オフ期間の豊富な練習量に支えられていた。毎年12月にはハワイへ飛んで体づくりをしていたように、他の選手より始動が早い。もちろん、意味や効果があるから早期始動を続けていたわけでしょう。最初にガクッとくるのが、暑くなってくる6、7月ではないか。そして、今年こそソフトバンクを倒して悲願の日本一になるという目標を考えれば、本当の勝負は秋。シーズン終盤のガス欠も心配です」

 昨季は史上初の開幕投手からの13連勝をマークするなど、14勝(2敗)。最多勝、自身初の最高勝率のタイトルを獲得し、リーグMVPに輝いた。そんな無双状態から、さらに勝負球が増えた今季、どこまで持つかということが、唯一の懸念材料になりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド