ドラ1で1億円を手にする右腕2人 センバツでスカウト太鼓判
春のセンバツが終了、ネット裏のスカウトが口を揃えて太鼓判を押すのは市和歌山(和歌山)の小園健太(185センチ・91キロ)と、天理(奈良)の達孝太(193センチ・88キロ)の両右腕だ。小園は149キロ、達は148キロをマークした。
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広島の苑田スカウト統括部長は小園をこう絶賛した。
「器用な投手ですね。変化球のキレや精度がいいうえに、投球の組み立てもうまい。ストレートが走らなくなってくると、変化球で立て直せるし、打者ごとにコースを選んで投げているように見えた。文句のつけどころがありません」
日本ハムの山田スカウト顧問は「現時点で総合点が非常に高い小園とはタイプが違うのが達です」と、こう言った。
■起用、素材が魅力