【競泳】大橋悠依が2冠達成!日本女子初の快挙を生んだ独特の「距離感覚」

公開日: 更新日:

 レース前には極度の緊張から不安に襲われるなど、神経質な性格だが、鋭敏な感覚の持ち主。本人によれば、特に距離感を掴むのに長けているという。

 競泳でタイムロスを防ぐには素早いターンが重要になる。効率のいい方向転換をするには泳ぎのペースとタッチのタイミングが重要になるが、長水路(50メートル)であれば35メートル付近で、左右どちらの手でタッチするか瞬時に予測できると言い、「寸前でタッチ(のタイミング)が合わないと気が付くよりも、早めに分かればストロークで調節できるので、これは自分の強みだと思う」と自己分析している。

 泳ぎの際の浮き沈みも把握しており、2センチ沈んだだけでも気付くという。

 わずか数センチでも察知できる距離感覚の鋭さが快挙につながった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド