【卓球】伊藤美誠が銅も変幻自在サービス通用せず…王国・中国の“美誠つぶし”完遂

公開日: 更新日:

「そもそも実力差がある2人ですが、伊藤の変幻自在のサービスとレシーブがまったく通用しなかった。例えば、相手のラケットに当たれば斜め下に落ちるはずの逆チキータを2回打ったが、孫はそれを返すだけでなく、攻撃的な球を打ってきた。さらに孫は、徹底して伊藤のバックを狙ってきた。伊藤のラケットはバックが表ソフトです。回転がかかりにくく、まっすぐな球しか打てない。相手は打ちづらい半面、自分もコントロールが難しいいわばハイリスク、ハイリターンのラバーです。孫はその表ソフトに返し続け、伊藤のミスを誘った。サーブもそうでした。まさに徹底的な戦略でした。孫のプレーを見て伊藤はかなり研究されていたことがわかりました」

 3位決定戦で銅メダルを決めた伊藤は「勝てたことはうれしいですが、正直(準決勝で負けて)悔しい気持ちが大きい」と言った。五輪の舞台で中国勢を倒すのはまだまだ時間がかかりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで