大谷翔平8月は8試合2安打と急ブレーキ…オールスター出場の反動はっきり
エンゼルス・大谷翔平(27)のコンディショニングが不安視されている。
チームは日本時間7月23日のツインズ戦から今月9日のドジャース戦まで18連戦を行い、そのうち大谷は2試合で登板時に打席にも立つリアル二刀流をこなした。ただでさえ負担は少なくないが、完全に休養を与えられたのは24日のツインズ戦だけだった。
本人は否定しているものの、オールスター(7月14日=コロラド州デンバー)で本塁打競争に出場し、本番では先発マウンドにも上がった反動がきているのは明らか。球宴後は22試合で71打数16安打の打率.225、4本塁打、12打点。8月に限れば8試合で、わずか2安打と本塁打どころか当たりが止まっているのだ。
開幕当初は「ショーヘイ(大谷)に制限は設けない」と話していたジョー・マドン監督も、さすがにトーンダウン。前節の敵地ロサンゼルスでのドジャース戦ではDHを使えないこともあり、代打で起用。「全ての面で長い出場が続いている。現時点では、打撃面で少し休みが必要だ」と話し、試合のない10日も含めて4日間を休養扱いとしているが、外野守備にも就かせた。
メジャーでは夏場の疲労がピークに達してパフォーマンスに悪影響を及ぼす選手は少なくない。11日からは本塁打王争いのライバルであるゲレーロJr.のブルージェイズと4連戦。13日にはリアル二刀流で出場する見込みだが、はたして。