大谷翔平2ケタ勝利のカギ握るのは「打者・大谷」 主力2人が離脱中、味方打線援護も望み薄

公開日: 更新日:

 オ軍投手陣はア・リーグワーストのチーム防御率5.79と先発、リリーフとも崩壊状態だけになおさらだ。

 大谷は登板時に打席にも立つリアル二刀流で今季15試合に出場。そのうち本塁打を放ったのは4月5日のホワイトソックス戦、今月19日のタイガース戦の2試合のみ。リアル二刀流時の打撃成績は46打数12安打の打率.261、2本塁打、7打点。登板時は心身ともに負担が大きいとはいえ、やや精彩を欠いている。

 エ軍はトラウト、レンドンの主力打者2人が故障で離脱中。現在は今季途中から昇格したルーキーや実力の劣る中堅選手で賄うなど台所事情は苦しい。

 大谷は現在、本塁打(40)、打点(88)の打撃2冠が射程圏内。さらに、規定投球回に達していないながらも、内容が安定しているだけにサイ・ヤング賞候補の呼び声も高い。

 勝負強い主力打者2人が不在である以上、大谷が頼れるのは自身のバットになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」