<3>「CLで勝てるクラブに行く努力を惜しまない志を頼もしく感じる」
長友佑都(FC東京)ら実績ある日本人選手の国内復帰が相次いだ今季、欧州でCLやELに参戦している選手はそう多くない。鎌田大地は、その数少ないひとり。今季EL初戦となった9月16日のフェネルバフチェ戦はフル出場。見事なアシストがオフサイド判定で取り消される不運があったものの、同月の日本代表2連戦に比べると見違えるほど動きが良くなっている。「トップ下でプレーしていますが、私の目から見ても良くなったかなと。ただ、チームが勝てていないのが心配です」と父・幹雄さんはドイツでの長男の現在をおもんぱかった。
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■リーグ戦5分け1敗
ヒュッター前監督体制の昨季はドイツ・ブンデスリーガ1部で5位。あと一歩のところでCL出場権を逃したが、EL参戦を果たした。今季からグラスナー監督体制で新たなスタートを切った。
「監督が代われば戦術的な部分やディテールも変わる。新監督は細かい部分を試合でもミーティングでもすごく要求してくる。非常に頭を使わないといけないと感じている」と百戦錬磨の長谷部誠も適応の難しさを口にしていた。