<2>「久保選手と組む場合は大地自身がもっとパフォーマンスを上げないと」
「何としても次は勝ってほしい」と鎌田大地の両親である幹雄・貴子夫妻は2021年9月7日のカタールW杯最終予選・中国戦(ドーハ)での勝利を心から願った。残念ながら先発を外れたものの、後半30分から出場。大迫勇也(神戸)のゴールによる1―0の勝利に貢献した。その一挙手一投足を深夜に自宅で見守った2人は、ホッと胸をなでおろしたという。
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■全試合を観戦
「2日のオマーン戦(吹田)のパフォーマンスが良くなかったので、中国戦は出ない可能性があるなと感じていました。それでも大地は『出た時に頑張る』と割り切っているはず。我々も応援していました」
両親はドキドキしながら深夜の中国戦を視聴。鎌田家には日本代表の大地とJ3・福島に在籍する5つ下の次男・大夢という2人のプロサッカー選手がいるが、息子たちの全試合をせっせと追うのが夫妻の日課なのだ。
「中国戦は深夜0時からだったので問題なく見られました。欧州リーグ(EL)のように朝4~5時開始の場合は早起きします。問題は夜中の2~3時の試合。録画して、情報を遮断した状態で早朝にチェックすることも多いですね。はた目から見ると大変かもしれないけど、親としては何よりの楽しみです」と父は笑顔をのぞかせる。