今年の日本女子OPは難コースで好スコア続出! JGAタフ設定が攻略簡単になったウラ事情

公開日: 更新日:

「台風の影響でグリーンが軟らかく、ピッチマークがつくなどボールが止まりやすかった。さらにユーティリティークラブなど道具の進化で、距離の長さが女子プロにとってハンディではなくなった。烏山城CCのような砲台グリーンを攻略するには、かつてはドライバーを遠くに飛ばし、2打目は短い番手を手にしてグリーンに止める弾道が求められた。それが200ヤード前後の距離が残っても、ユーティリティークラブなら高弾道で、女子プロでもピンを攻めることができる。会場でタフなのは17番と18番の2ホール。16番までにスコアをどれだけ伸ばせるか、が勝敗の分かれ目になるでしょう」(評論家・宮崎紘一氏)

 ここ数年の女子オープン優勝スコアは20年16アンダー、19年18アンダー、18年15アンダー、17年20アンダーだ。

「11年大会(名古屋GC和合C)に勝った馬場ゆかりのスコアが12オーバーで、女子プロいじめだと批判がJGAに殺到した。それからコース設定を難しくできなくなっている事情もあります」(宮崎紘一氏)

 ちなみに5年前の畑岡の優勝スコアは4アンダーだった。最終日はどんな設定にするのか、JGAのお手並み拝見だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる