渋野日向子のみ初日トップ10で“鬼門”連続ボギー 日本一には難ホール攻略がカギ
【日本女子オープン】第1日
いきなりワナにハマった。
5アンダーまでスコアを伸ばし、トップタイに並んでいた渋野日向子(22)が最難関ホールでつまずいた。
17番パー4(490ヤード)は距離の長い打ち下ろし。グリーン手前までホール右サイドにクリークが続き、フェアウエーは左から右に傾斜している。そこで渋野は第1打を左ラフに曲げた。つま先下がりの斜面からグリーンは狙えず、レイアップを選択。第3打でピン手前4メートルに乗せたが、パーパットを外した。
高校生の畑岡奈紗が優勝した2016年大会より約40ヤード距離が伸びた18番パー4(400ヤード)も苦戦した。左サイドに池が広がる難易度3番目のホールで、第1打を右ラフに曲げ、つま先上がりの第2打はグリーン右のバンカーへ入れてボギー。3アンダー、4位タイで初日を終えた。
ラウンド後のインタビューでは「全体的に最後の2つ以外はミスは少なかった。鬼門の17番、18番でしっかり(コースに)やられた」と言ったが、ティーショットをペナルティーエリアの逆サイドへ大きく逃げてスコアを落とすミスは、下手なアマチュアと同じだ。