ペアは、中国やロシア、ドイツ、アイスダンスは、米国、ロシア、カナダがメダル常連。これらの国には共通点がある。
「ロシアやカナダは、シングル選手の中で身長が伸びたりジャンプが跳べなくなった選手に、10代前半からペアやアイスダンスへ転向するよう誘う。米国は日本でいう市民プールで水泳をやるような感覚で誰もが楽しめるスポーツとして定着している。競技人口も増え、層も厚くなります。ロシアや中国は国家権力で競技場を造ったり、強化システムをつくれる。そういう国にはかなわないですよね」(梅田氏)
日本が表彰台に上がるのは夢物語なのか。