坂本花織が全日本完勝で五輪切符も…ロシア新星ワリエワとは「50点差」という厳しい現実

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 紀平梨花(19)が故障により全日本選手権を欠場、北京五輪の夢が断たれた。坂本は日本のエースとして、メダル取りが期待されるが、本番ではロシア勢の高い壁にぶち当たるのは避けられそうにない。

 ただでさえ、メダル候補がワンサカいる中、先日のロシア選手権では、今季からシニアになったばかりの15歳の新星、カミラ・ワリエワが非公認ながら女子世界最高得点となる計283.48点で優勝。フリーでは4回転サルコー、トーループを計3度跳んだ上に、トリプルアクセルを決める圧巻の内容。坂本とは約50点差をつけ、「女子では史上最高クラスの選手。男子に入っても遜色ない」ともっぱらだ。

「今回の北京は、このワリエワをはじめ、ロシア勢がメダルを独占する可能性が高い。今季、メダル候補のひとりだったコストルナヤが骨折したように、ロシア勢がそうしたアクシデントに見舞われない限り、日本勢のメダル獲得は実現しないでしょう」(メディア関係者)

 坂本にはせめて見せ場だけでもつくってほしいところだが……。

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