鈴木誠也の市場価値にも悪影響か…ロックアウト解決へMLBが調停依頼の行く末

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■機構側の主張が認められれば年俸総額の大幅増望めず

 今回、大リーグの労使交渉の主要な争点は年俸総額、メジャー3年目以内の選手のボーナスプールなど金銭問題。超過すればぜいたく税の対象となる年俸総額について選手会側は従来の約237億4000万円から271億9000万円への引き上げを求めるのに対し、機構側の回答は248億7000万円。依然として大幅な隔たりがある。連邦調停局が機構側の主張を妥当と認めれば、選手会案は却下され、年俸総額の大幅アップは望めない。

 全ての契約交渉が凍結されるロックアウト中にもかかわらず、広島からポスティングシステムで移籍を目指す鈴木誠也(27)の市場価値はうなぎのぼり。米メディアが伝えているのは「5年50億円」「4年70億円」といった景気のいい金額ばかりだ。

 しかし、調停の結果次第で、球団によっては鈴木のオファーを取り下げたり、条件を見直す可能性も出てきた。

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