大谷さあ困った…エ軍11連敗ついに借金生活、プレーオフ今季も微妙でチームに見切りか

公開日: 更新日:

 最大「11」あった貯金をついに吐き出してしまったのが大谷翔平(27)のエンゼルスだ。

 日本時間6日のフィリーズ戦にサヨナラ負け。チームは11連敗で27勝28敗と黒星先行である。大谷は「2番・DH」で出場して5打数1安打2三振。「打線が機能しない」とマドン監督が言うように、基本的に打ち勝つチームなのに点が取れない。前日までの4試合に限れば1試合平均1得点だ。

 中でも深刻なのがこれまでMVP3度の主砲トラウト(30)で、この日は3タコに終わり、自己ワーストの26打数無安打。マドン監督は「彼(トラウト)は打つべきボールを逃している」と話す。

 大谷自身は5日まで53試合に出場して打率.243、11本塁打、32打点。昨年は出場53試合の時点で打率.259、16本塁打、42打点だったから、いずれも成績を下げている。

 投手陣の二枚看板は二刀流の大谷と、トミー・ジョン手術明けのシンダーガード(29)。ともに起用法に制約のある投手2人が先発の軸で、補強したロレンゼン(30)は昨季、故障で長期離脱している。それだけに他の強豪球団と比べて脆弱と言わざるを得ない。その分、打線が機能して勝ってきたチームの得点力が落ち込んできたのだから心配だ。

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