高橋氏が続ける。
「現状では中田の昇格より投手陣の整備が先決だと思いますが、投手は抑えの大勢(22)以外の若手が、ほとんど一軍からいなくなってしまった。遊撃・坂本の留守を守った高卒2年目の中山礼都(20)の出番が減ってしまったのもOBとしては寂しい限り。原政権は困ったら補強組にずっと頼ってきましたが、ヤクルトには置いていかれるし、若手も出てこないのですから」
首位まで7ゲーム差だが、最下位・中日まで6.5ゲーム差しかない。万策尽きて、不振から2度も二軍落ちしているベテラン頼みでは、さらにズルズル落ちていく可能性もありそうだ。