大谷は球宴登板せず「1番・DH」打者専念 過熱する移籍騒動に「自分でも分からない」と吐露
二刀流が日本時間19日、オールスター恒例の前日会見に臨んだ。
今回は登板を見送られ、「1番・DH」で打者に専念する。ナ・リーグ先発はサイ・ヤング賞3度の左腕カーショー。過去8打数無安打3三振と苦手にする左腕との対戦にも「ホームランを狙ってしっかりスイングしたい」と攻略に意欲を見せた。
ここにきて、米メディアの間ではトレードに関する報道が過熱気味だ。今年のキャンプ終盤には球団と代理人が契約延長交渉を行い、メッツ・シャーザーの年平均4330万ドル(約59億4000万円)を超える史上最高額のオファーを受けたことが明らかに。チームの低迷が続き、ポストシーズン進出も絶望的な状況となっただけに、8月3日のトレード期限までに放出もささやかれ始めている。自身の去就について現地の記者から聞かれた大谷は「今後、どうなるかは正直、自分でも分からない」とし、「僕の気持ちというより、球団がどうするかによるので。(自分で)左右できないことに対して、どうしようというのは特にないので。自分ができることをやりたいなと思います」と話すにとどめた。