大谷翔平「残留or移籍」にも影響大…エ軍主砲トラウトが選手生命の危機、引退の可能性

公開日: 更新日:

トラウトは満身創痍…体力的な衰えも

 トラウトは今季中の復帰について「もちろん、それが目標だ。僕のキャリアは終わっていないからね」と早期復帰と完全復活を口にしたが、不安は尽きない。

 ここ数年は度重なる故障に見舞われており、昨季は右ふくらはぎを痛めてシーズンの大半を棒に振った。今季は4月に右手首痛で3試合欠場、6月8日のレッドソックス戦では左足付け根を痛めて負傷退場するなど、満身創痍で臨んでいる。

 希代の好打者も来月7日で31回目の誕生日を迎え、体力的な衰えは避けられない。メジャーに定着した12年から今季までの11年間で稼いだ金額は200億円以上。プライドが高いだけに、十分なパフォーマンスを発揮できなければ、30年まで総額約426億円の契約を自ら解除してバットを置く可能性もある。

 主砲がチームを去れば、大谷との再契約が一気に進展しそうだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」