今大会も運動量豊富な選手が揃っており、中でもMFブロゾビッチは攻守にわたって献身的な働きを見せている。グループリーグ初戦のモロッコ戦は12.44キロ、この日のカナダ戦は13.88キロで、いずれもチームトップ。FIFAが第1節終了時に発表した走行距離ランキングのトップだったドイツMFキミッヒの13.19キロを上回った。
クロアチアは今回、モドリッチら主力が高齢化し、メンバーの平均年齢は27.4歳。チームの若返りを図れず、下馬評ではパフォーマンスの低下を懸念されたが、グループリーグで早々と不安を払拭してみせた。