セネガル守護神メンディは失業手当で生活も…FIFA世界最優秀GKの成り上がり人生

公開日: 更新日:

 世界を代表する守護神が開催国に立ちはだかった。

 セネガルのGKエドゥアール・メンディ(30)が再三のピンチをしのいで、チームに今大会初勝利をもたらした。

 カタールに大会初得点を献上したものの、好セーブを連発。後半16分に軌道が読み難い無回転シュートを弾き返すと、同18分には2019年のAFCアジアカップ得点王でMVPのアリの強烈なミドルシュートをセーブするなど、好守でチームを盛り立てた。

 アフリカを代表する守護神で、2021年のFIFA最優秀GKにまで上り詰めたメンディ。英プレミア・リーグの強豪チェルシーの正GKとして21年のチャンピオンズリーグ制覇に貢献するなど、着々と地位を築いているものの、これまでのサッカー人生は決して順風満帆ではなかった。

 2011年に仏リーグのシェルブール(当時3部)でプロとしてのキャリアをスタートさせたが、わずか3年で解雇。その後1年間は所属先が決まらず、当時交際していたベリンダ夫人が第1子を身籠りながら、失業手当で暮らしていた時期もあったという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が