阪神4人目新助っ人ノイジーはシーツ並に打てる広角砲も「守備は置物」の評価
阪神が16日、前アスレチックスのシェルドン・ノイジー(28=外野手)の獲得を発表した。
これで阪神の新助っ人は4日連続4人目。すでにビーズリーとブライアン・ケラーの両右腕、外野手のミエネスの加入が発表されている。
ノイジーの年俸は130万ドル(約1億8000万円)で、背番号は引退した糸井がつけていた「7」に決まった。
今季はメジャー89試合293打席で打率.214、4本塁打、26打点。一方、3Aでは25試合113打席とはいえ、打率.398、5本塁打、20打点だった。
岡田監督はノイジーに左翼を任せる方針で、打撃面でも「シーツのように広角に打てる」と、かつての名助っ人を引き合いに出している。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「いわゆる『4A選手』と言われる部類です」と、こう続ける。
「3Aでは敵なしでも、メジャーでは活躍できないタイプですね。コンパクトなレベルスイングで、ゴロ率は6割超だが、広角に打てる打者。左足を上げて上手くタイミングを取りつつ、コンタクトするのが上手い。パワーもメジャー平均以上で、昨季は3Aで13本塁打、コロナ前の2019年は27本を打っている。変化球にも強く、シンカー系以外は苦にしない。データによれば速球はじっくり見て、変化球を好む傾向があります」