元ソフトB“強心臓男”真砂勇介がWBC中国代表に 周囲をア然とさせた2012年入団会見での一言
元ソフトバンク外野手の真砂勇介(28)が、3月に行われる第5回WBCに中国代表として参加することになった。8日に本人が自身のSNSで《WBC中国代表として選出されました! 色々意見もあると思いますが自分らしく頑張ります》と明らかにした。
真砂は2012年のドラフト4位でソフトバンクに入団。プロ10年間で180試合に出場し、通算打率.219、3本塁打、16打点。29試合の出場に終わった昨季限りで戦力外通告を受け、今季から社会人野球の強豪・日立製作所で現役を続けている。本人は日本国籍ながら、実父が中国国籍を持っていることから、中国代表としての出場資格を持っていた。
京都・西城陽高時代から走攻守の三拍子が揃った外野手としてプロから注目され、高校通算52本塁打。ソフトバンク内で今でも語り草になっているのが、12年12月の入団会見だ。
当時の秋山幸二監督が同席し、他のルーキーたちが緊張で顔をひきつらす中、左手でマイクを握った真砂は、右手に「三冠王」と大書きした色紙を手に、「三冠王を狙います。将来的には秋山監督を超えられるような選手になりたい!」と堂々と宣言。指揮官は「真砂君、超えてください」と苦笑いした。