西武・今井達也が5四死球も2安打完封!“球団批判”の炎上騒動乗り越えエースへの覚醒近し

公開日: 更新日:

 ある意味、真骨頂ともいえるピッチングだった。

 13日のロッテ戦で先発した西武今井達也(24)。自慢の長髪がたなびく強風が吹く中、5四死球を数えながらも9回2安打無失点の完封勝利の活躍を見せた。

 2016年夏の甲子園優勝投手で、同年ドラ1の逸材。将来のエースと期待されながら2ケタ勝利は一度もなく、21年の8勝8敗、防御率3.30がもっかのキャリアハイである。

 今井の欠点は制球力。21年はリーグ最多の99四球。9試合登板に終わった昨季も39四死球と、打たれたヒット37本より多かった。

 ただ、いくら歩かせても抑えれば問題なし。今季は2試合で2勝0敗、防御率0.00。いよいよエースとして覚醒の気配を漂わせている。

■「エースがどんどん抜けていく球団だから」発言でネットで炎上

 とはいえ、オフにはその「エース」の3文字が原因となり、ネットで炎上。昨年12月、今井がファンを相手に自身のインスタグラムのライブを行っていた時のことだ。同僚の高橋光成が球団にメジャー挑戦を直訴したことについて、「優勝なら(球団がポスティングを認めて)メジャーに行かせてくれそうってことは、投手だけの問題じゃないよね」と、チームの弱体化を懸念するようにチクリ。さらに「エースがどんどん抜けていく球団だから」と言ってしまった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末