大谷翔平の疲労蓄積を心配する声続々…常人離れのタフネスを支える肉体とメンタル

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《100球投げた翌日に、打ったり走ったりするのはむしろ非常識で大谷は例外中の例外。大谷もアラサーなんだから休養は必要だと思う。適度な休養がより高いパフォーマンスにつながると思うので、長くMLBで活躍してもらうためにはしっかり適切な休養はさせるべき》

《大谷も生身の人間、適宜休養を与えてもらいたいと思う。解説者は肩で息をしていて苦しそう、と話していた》

《明らかに疲労が顔に出ている》

《目の下が若干黒い》

 ネットニュースのコメント欄では、大谷翔平(28)の疲労蓄積を心配する声があふれている。

■休養日わずか1試合

 投手ではリーグ最多の5試合に先発し、3勝0敗。防御率0.64はリーグ1位と驚異的な成績を挙げ、打者としても日本時間24日のロイヤルズ戦で本塁打を放つなど、21試合出場で打率.266、5本塁打、13打点。チームに絶大な貢献をしている一方で、ファンは日に日に疲労が色濃くなっていると心配するのである。

 なにしろエンゼルスは現在17連戦中で、25日のアスレチックス戦が11試合目。大谷はこの大型連戦期間中、1試合も休むことなく投打でフル回転している。

 31球で降雨降板した18日のレッドソックス戦から中3日で22日のロイヤルズ戦に先発。7回102球の力投を見せたが、その日は米国の東から西への長距離移動を経て、移動日なしで登板するという過酷なものだった。

 しかも、今季の休養日は去る13日のナショナルズ戦での1試合のみ。翌14日は試合がなく、実質2連休となったとはいえ、主力のトラウトやレンドンらは、先のロイヤルズ3連戦中に休養日を与えられた。ネビン監督は24日、大谷とは日々、体調面について確認しているとした上で、「今、大谷は調子が良い。試合に出続ける準備もできている」と今後もフル回転をさせる意向を示した。

 試合出場に関しては大谷の意思もあるし、コンディショニングの問題もクリアしている。しかし、今季の大谷はWBCで獅子奮迅の働きを見せて世界一に貢献。決勝戦で抑えとして投げてから、わずか中2日でエンゼルスのオープン戦に登板し、打者としても出場。公式戦では開幕投手を務めるなど、他の選手の2倍、3倍の労力を費やしているといっても過言ではない。

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