阪神岡田監督は任期2年どころか長期政権も!ガッチリ首位キープ、後継者不在、阪急後ろ盾
後継本命・鳥谷敬に帝王学伝授
阪急と阪神の力関係もさることながら、実際問題として現首脳陣で「ポスト岡田」になり得るのは05年V戦士の今岡真訪打撃コーチくらいしかいない。岡田監督は自身の後継者について、角会長や杉山オーナーと話し合っている。
前出の阪神OBは、「岡田監督の本命は、早大の後輩で入団1年目から目をかけてきた鳥谷敬(41)と言われています。キャンプでは臨時コーチを務め、今オフにも入閣する可能性があるが、指導者経験がない。岡田監督は二軍コーチ、二軍監督と経験を積んだ上で一軍監督になった。任期通り、24年限りで退任するとなると、鳥谷が岡田監督から帝王学を学ぶ期間は1年しかない。『石の上にも三年』といいますけど、鳥谷を後継者に育てる意味でも、岡田監督の任期延長、長期政権はあり得ます」
16日は最下位中日を寄せ付けず、今季初の5連勝。この日、2位のDeNAが敗れたため、ゲーム差は2に開いた。岡田監督は前回、04~08年の5年間指揮を執った。今回もしばらくの間、ユニホームを着続けることになるかもしれない。