プレー2日間でも3日間大会と同配分 試合短縮でポイント減なし…メルセデス・ランキングへの疑問
【リシャール・ミル・ヨネックス・レディース】
初日は悪天候のため競技が中止になり、大会は36ホールに短縮された。
女子ツアーは昨季からシードを決める賞金ランクに代わってポイントランクを導入し、国内メジャーに勝つと400ポイント、4日間300ポイント、3日間200ポイントと決めた。
ただ、「競技が短縮された場合でも配分ポイントは変更しない」と定められている。
山下美夢有が勝った今年の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」も初日が悪天候のため2日間に短縮。優勝賞金は1800万円から1350万円に減額されたが、優勝200ポイントは変わらなかった。
「日本女子プロゴルフ協会が導入したポイント制のメルセデス・ランキングが公平かといえば、賞金ランクのように実績を正確に反映していないでしょう。協会が獲得賞金からポイント制に移行する際に、メルセデスという恰好のスポンサーがみつかり、金儲けのツールになった。ルールを決めるのは協会であり、スポンサーが認めれば何も問題ないでしょ、というスタンスのようです」(ツアー関係者)