陸上110m障害で日本記録更新!パリ五輪で金狙う「陸上界の大谷翔平」驚異の身体能力 

公開日: 更新日:

「メジャーの二刀流」大谷翔平と「同じ時代に生きている幸福感」を味わっている者は多いが、この男の大偉業に日本列島が湧きかえる日が来るかもしれない。

 4日に行われた陸上日本選手権最終日(大阪)の男子110メートル障害決勝で、泉谷駿介(住友電工)が、自身の日本記録を2年ぶりに0.02秒更新する13秒04(向かい風0.9メートル)の時計で3連覇を成し遂げた。

【写真】この記事の関連写真を見る(34枚)

 8月の世界陸上(以下・世陸)ブタペスト大会代表に内定した泉谷は、2019年ドーハ大会、22年オレゴン大会に続き3回目の出場となる。今回の日本記録は東京五輪の金メダルと同タイムで、22年世陸でも銀メダルに相当する。花形種目の100メートルは10秒を切っただけで大騒ぎしても、日本選手がメダルを手にするのは夢物語だが、泉谷は今年の世陸や来年のパリ五輪でトラック種目では日本人初の金メダルが狙える位置にいる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド