原監督の続投は山﨑伊織の“突き抜け”次第? 巨人オーナー「若手の活躍に期待」の意味深
巨人の山﨑伊織(24)が、試合前まで防御率1.73(リーグ2位)だった広島・床田に投げ勝った。
11日の広島3連戦の初戦に先発し、7回3分の2を投げて5安打無失点と好投。自己最多の6勝目(2敗)を挙げ、防御率は2.72となった。6月の広島との前回対戦で、6回途中7安打3失点で黒星を喫していたが、リベンジに成功し、「前回負けていたので、先制点を取られないことを意識した」とお立ち台で白い歯を見せた。
■若手の活躍が重要資料
巨人の山口オーナーが若手にハッパをかけたばかりだった。前日10日のオーナー会議後、「秋広はよくやっている。3番をずっと打っているわけだから。坂本がお休み中で特に内野手には大きなチャンスがある。こういう時に若手が突き抜けるような活躍をしてくれると、さらに上位を狙えるので、そこを期待している」と語っていた。
離脱中の坂本の穴埋めを務める内野手の門脇は打率.175、中山は同.224。今のところ「突き抜ける」気配はない。