大谷翔平トレード消滅でヤル気満々もカラダ悲鳴…熱望してきた「ヒリヒリする9月」への不安

公開日: 更新日:

 大谷翔平(29)が日本時間29日のブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場。第1打席でア・リーグ最多162奪三振をマークしている右腕ガウスマンの初球を捉え、右翼席に叩き込む先制の39号ソロ。

 前日から3打席連続本塁打で、脇腹けいれんによる途中交代のフィジカル不安をいきなり払拭してみせたが、3点を追う9回1死満塁の第5打席で代打を送られ、2試合続けて途中交代。複数の米メディアが、理由は「両ふくらはぎの痙攣」と報じた。

 同28日には、タイガースとのダブルヘッダー第1試合に登板し、1安打完封で9勝目(5敗)を挙げると、続く第2試合では2打席連発の37、38号本塁打。投打にわたって圧巻のパフォーマンスを披露。大リーグ公式サイトによれば、被安打1以下で完封、完投した投手が、同日に2本塁打を放ったのは1971年6月のリック・ワイズ(フィリーズ)以来、2人目。ダブルヘッダーの1試合ずつで記録したのは史上初の快挙だという。

 ◇  ◇  ◇

 チームは8月1日18時(日本時間2日7時)のトレードデッドラインを前に、今夏の移籍市場の目玉である大谷を放出しないと発表。27日にはホワイトソックスからジオリト、ロペスの両右腕をトレードで獲得した。 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」