8.6開幕! 第105回夏の甲子園「初戦で散る高校・残る高校」恒例の完全予想【対戦表付き】

公開日: 更新日:

慶応vs北陸の春夏連続出場校同士の対決は

第3日=8日

 第1試合は通算140本塁打の佐々木麟を擁する花巻東が宇部鴻城を下す。第2試合は春夏連続のクラークが前橋商を倒す。第3試合はおかやま山陽が日大山形を下す。第4試合はチーム打率が出場校中トップの.435を誇る近江が大垣日大に打ち勝つ。

第4日=9日

 第1試合は富山商が鳥栖工を下す。第2試合は日大三が社との2年連続出場校同士の対決を制す。第3試合は市和歌山が東京学館新潟を倒す。第4試合は立命館宇治が神村学園に勝利する。

第5日=10日

 第1試合は初出場の浜松開誠館が東海大熊本星翔に競り勝つ。第2試合は最速147キロの中山ら投手陣が充実する明豊が北海との実力校対決を制す。2回戦に入る第3試合は星稜が創成館を倒す。

第6日=11日

 第1試合はMAX147キロ・東恩納を擁する沖縄尚学がいなべ総合に勝つ。沖縄尚学は台風の影響で調整に影響が出たが、地力で勝る。第2試合はセンバツ4強で優勝候補の一角・広陵が立正大淞南を倒す。第3試合は慶応と北陸の春夏連続出場校同士の対決。高校野球雑誌「ホームラン」元編集長の戸田道男氏はこう見る。

「慶応は春のセンバツ時からこの夏に向けて格段にチーム力が上がっています。安定感抜群の2年生エースの小宅はセンバツでは背番号10だったし、正三塁手の福井は春は外野手だった。戦力を底上げしたことで、センバツではレギュラーだった清原が控えに回っている。それこそがチーム力が上がった証拠。北陸もセンバツ出場校だが、エースの友広が右肘を痛めたこともあり万全ではない。問題なく慶応が勝ち上がるでしょう」

 第4試合は文星芸大付が宮崎学園を倒す。

第7日=12日

 第1試合は明桜と八戸学院光星の東北勢対決。

「昨夏は仙台育英と聖光学院の対戦が準決勝で実現しました。東北勢に注目していたが、光星は昨夏の甲子園を経験した2年生左腕の洗平が成長している。打線も強力で総合力が高く、明桜に勝つでしょう。今年は上位を狙えます」(前出の戸田氏)

 第2試合は千葉県内公式戦無敗の専大松戸がチーム打率.433の東海大甲府との関東対決を制す。第3試合は九州国際大付が土浦日大と上田西の勝者と対戦する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」