渋野日向子は通算5アンダーで予選通過…米ツアー2年目「スコア60台」連発の吉兆
今季もドライブオン選手権は2日目から60台を連発し7位。この試合が唯一のベスト10フィニッシュとなっている。例外は、2日目に69をマークしたHSBC世界選手権と初日に69を出したロッテ選手権のみだ。
ツアー関係者が言う。
「いつも笑顔を絶やさない渋野ですが、ああ見えて感情の起伏が激しい。ボギーが続いたり、同じミスを繰り返すと表情や態度に出る。2日目までに60台のスコアが出るということは予選落ちの心配が消える。持ち味である思い切りのいいゴルフでピンを攻められる。積極的なプレーでバーディーを取れば、気持ちもグイグイ乗ってきて、複数回の60台につながっているのではないか」
8月のスコティッシュ女子は初日に64の8アンダーで首位に立つと、2日目も68で回り通算12アンダーの単独トップで決勝ラウンドへ進んだが、3日目に崩れて優勝争いから脱落。これも渋野らしいといえる。
ちなみに、渋野と米ツアー同期の古江彩佳(23)は昨年の今大会で優勝を争い、首位に2打差の3位だったが、4日間60台のスコアを並べて通算17アンダーだった。ファンは渋野の「おかわり」を待っている。