楽天・松井裕樹には巨人もご執心…残留か移籍か、今季FA4選手の動向とモロモロの事情
高橋周平(中日・内野手・29歳・年俸6750万円)
今季は打率.215、0本塁打、14打点。同.249だった昨季の成績を大幅に下回った。年俸こそ6750万円と安いものの、補償が必要なBランクもネックになるが、他球団の編成担当は「あくまで立浪監督が使わなかっただけ」と意に介さない。
確かに22年に立浪監督が就任して以降、出場機会、打席数は激減した。昨季は故障の影響があったにせよ、今季はベンチを温める試合が多かった。とにかく出場機会を求めているのは間違いない。
「高橋が本職とする三塁が空いている球団はほとんどないが、20年に打率3割をマークしたシュアな打撃と堅実な守備はまだまだ健在です。年俸も安いですからね。イチかバチかの行使も想定している。来季続投が決定した立浪監督との関係もよろしくないと聞いていますから」
とは前出の編成担当だ。