大谷翔平の移籍先 選手IL入り期間最長のドジャースなら「二刀流」寿命がむしろ延びる根拠
今オフ、FAになるエンゼルス・大谷翔平(29)に不安材料との指摘がある。
AP通信は日本時間5日、今季のチーム別の故障者に関する調査結果を報道。負傷者リスト(IL)入りした選手の合計期間が最も長かったのがナ・リーグ西地区連覇を果たしたドジャースの2465日。IL登録回数が最も多かったのはジャイアンツの46だった。大谷の他、主砲トラウトら主力に故障者続出したエンゼルスは合計日数(2346日)、登録回数(42)ともメジャーワースト2位だった。
ドジャース、ジャイアンツとも、メジャー有数の資金力を誇り、多くの米メディアが大谷の移籍先に挙げている。大谷は9月20日に損傷した右肘靱帯の手術を受け、来季は打者先行で復帰し、2025年のリアル二刀流復帰を目指すが、故障者が多い球団への移籍はリスクがあるというのだ。
もっとも、これは杞憂に過ぎない。ド軍選手のIL入り期間が長かったのは、実は選手層が厚いことの裏返しでもあるからだ。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。