バウアーは残留か流出か、争奪戦の行方は…DeNAから聞こえてきた「実は優等生」の評判

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 ともにCSで敗退して日本シリーズ進出を逃したDeNAソフトバンクが、水面下で激しい場外戦を繰り広げている。

 バウアー争奪戦だ。

 今季開幕前に年俸4億円でDeNAに電撃入団したトレバー・バウアー(32)は、5月に一軍昇格して10勝4敗。2020年サイ・ヤング賞投手の実力を見せつけた。今季終了後に1年契約が終了し、国内外の複数球団が調査を進めているとされるが、事情に詳しい球界関係者がこう言う。

「争奪戦参戦がウワサされた巨人阪神はすでに“獲得せず”の方針を固めています。8億円以上の攻防と予想される高額条件はもちろん、メジャー時代の女性スキャンダルや気難しい性格、練習中もカメラを頭につけて動画配信に精を出したりと、要するに扱いにくいというイメージがありますから。ただ、DeNA関係者に聞けば、野球に関する知識と技術論は圧倒的で、性格も真面目でまったく問題なしだという。エース今永などはその野球論に心酔し、選手に好影響を与えると言っていた。中4日登板を要求してローテがグチャグチャになったなんていわれますが、あれは三浦監督がバウアーの安定感とタフネスに頼った結果。本人は中5日でも中6日でも、日本の野球、チームの方針にすべて従うと言っていたそうです」

 残留か、流出か。DeNAの担当者は日本シリーズどころではない。

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